先日デスクトップのホームページへのショートカットについて質問されました。私はほとんど使った事がないので、色々と調べてみるとなかなか奥が深いと思ったので、備忘録的にまとめてみたいと思います。
ホームページへのショートカットの種類
私のPC(Windows10)に入っている4種類のブラウザ、Microsoft Edge、Internet Explorer(IE)、Google Chrome、Firefoxでホームページへのショートカットを作ってみると、3種類の拡張子があることがわかりました。
- ピン留めサイト ショートカット (.website)
- インターネット ショートカット (.url)
- ショートカット (.lnk)
ホームページへのショートカットの作り方
Microsoft Edgeの場合
Edgeではブラウザから作ることはできないようです。
作るためには右上の『・・・』から、『その他のツール』、『Internet Explorerで開く』と操作しIEで開きなおして作成します。
下記【Internet Explorerの場合】を参考に作ってみてください。
[Microsoft Edge] ホームページのショートカットアイコンをデスクトップに作成する方法を教えてください。
Internet Explorerの場合
ブラウザのアドレスバーの左側のアイコンをデスクトップにドラッグすると作成できます。作成されたショートカットは.websiteでした。
もう一つは右クリックから『ショートカットの作成』で作る方法です。作成されたショートカットは.urlでした。
Google Chromeの場合(バージョン 53.0.2785.143 m)
IEと同じように、ブラウザのアドレスバーの左側のアイコンをデスクトップにドラッグすると作成できます。作成されたショートカットは.urlでした。
『設定』→『その他のツール』→『デスクトップに追加』でも作る事ができます。作成されたショートカットは.lnkでした。
Firefoxの場合
上記二つと同じように、ブラウザのアドレスバーの左側のアイコンをデスクトップにドラッグすると作成できます。作成されたショートカットは.urlでした。
ショートカットから開くブラウザ
.websiteの場合
私の既定のブラウザはChromeなのですが、.websiteはIEに関連付けされていました。Chrome、Firefoxの関連付け設定で.websiteに関する項目はありませんでしたので、.websiteは基本的にIEで開かれるようになっていると思われます。
.urlの場合
.urlは既定のブラウザで開くようになっています。Edgeでショートカットを使用したい場合、Edgeを既定のブラウザにする必要があります。
Windows10では、設定(スタートから歯車マーク)で「既定のアプリ」と検索すると、Webブラウザーの変更画面になります。
.lnkの場合
.lnkはChromeで開かれます。.lnkは、デスクトップにあるPC内のフォルダやプログラムへショートカットと同じ種類のもので、作成時にChromeを使って指定URLを開くようになっています。
既定のブラウザをFirefoxにすれば、3種類のブラウザ別に開けるショートカットが作れますね。
Windows10のMicrosoft Edgeで開かれるショートカットを作る方法まとめ
Windows10のデフォルトブラウザはMicrosoft Edgeになっています。そのEdgeでデスクトップにショートカットを作って開けるようにする方法をまとめてみます。
まず、Edgeでショートカットを作りたいHPを開きます(IEで開いても大丈夫です)。
Edgeで右上の『・・・』から、『その他のツール』、『Internet Explorerで開く』と操作しIEで開きます。
IEのHP上で右クリックし、ショートカットの作成を押します。
キーボード左下のWindowsボタンを押しながらi(アイ)ボタンを押し、設定を開きます。
アプリから既定のアプリを押し、WebブラウザーをMicrosoft Edgeにします。
ショートカットが開けない理由
ショートカットが開けない理由としては、1.URLが使えなくなっている、2.ショートカットを開くブラウザの設定がおかしくなっている、があると思います。ブラウザは起動するが「このページは表示できません」と表示される場合は1の理由、反応がない場合は2の理由と思われます。
参考記事
インターネットはできるが、特定のページが開けない このページは表示できません
解決策としては作り直すのが早いと思います。ネットで目的のページを検索・訪問し新たにショートカットを作ってみてください。
ちなみにショートカットを右クリックしプロパティを開いてみると、全般タブにファイルの種類が書かれています。そのショートカットがインターネット ショートカット (.url)の場合、アドレスを変更すると使えるようになると思います。ただ結局そのサイトに一度訪れてアドレスをコピーした方が楽なため、作り直しの方が手間が少ないですね。